Sing a song for today

明日を憂う前に、今日を生きる。今日を唄う。

2014.2.20 舞台【銀河英雄伝説 第四章 後編 激突】@青山劇場

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半年ぶりの舞台観賞&初の青山劇場。1階席だと後ろのほうでも結構見えるのね(P列16番)。関係者席には誰も居なかった模様。笑

以下ネタバレを含む感想。

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(↑ e+で平日のチケットを購入すると貰える、チケットホルダー)

★演出面
全体的に「あたらしい」感じ。古臭くない、時代としてのあたらしさ。
・セット:階段というか足場みたいで、かなり大きい。回転して場面が変わるのが面白かった。
・照明:サカナクションみたいだった。笑。レーザー!
・スクリーン:このままDVDになっても見応えありそう。舞台でもCGとかありなのね。
・音楽:悪くはないんだけど、聞き覚えのある曲(スターウォーズ的な…)で現実に戻されてしまう感じがしたかな。銃声とかは音もかなり大きくてリアルなのでビビりました。

★気になった点
河村隆一さん演じるヤン・ウェンリーが主演のはずなのに、あんまり主演感なかった気がした…ひとえにキャストの出しすぎかと。
・ジャニーズダンスや綱渡り、面白かったけど長すぎたかな…笑
・舞台慣れしてる俳優さんたちは声の出し方や立ち振る舞いが違う。流石。
・人が出てきすぎて、誰が喋ってるかわからないシーン多々あり…スポットライトとか欲しかった。
・萌えを狙ってそうなシーンは要らない。笑
・滑舌揶揄、思わず笑ってしまったけど、あまり品の良くないシーン…
・突然のミュージカル、謎だったけど上手だった。上手すぎて逆に浮いちゃってた…。
・エミールがスキャンダルの子だったのね。ちっちゃくて少年っぽさが出てて可愛かった。

★期待半分、不安半分のお目当て
・ニカちゃん:ニッカーマイヤー(©ニカちゃん笑)好演! 原作がどうかはわからないけど! ニカちゃんの声すきだなーと改めて思った。ちょっと嗄れ気味なのに通る声。
・横尾さん:アッテンボローは思ってた以上にチャラ男な感じで笑った。おちゃらけたり真面目に語ったり、あの役はちょっと荷が重かったのでは…。でも思ったより(というか全然)噛んでなかったことが救い…。

★印象に残った台詞
フレデリカの「あなたのしていることが正しいかはわからないけど、あなたのしていることが私はどうしようもなく好き」みたいな台詞。そういうのが一番救いになると思う。愛情深い言葉。

★アンケートに書いた「良かった役」
ミッターマイヤー、エミール、ポプラン

★全体を通して
・あらすじを予習していったので、まだなんとなく世界観を理解できたけど、良くも悪くもシリーズで楽しむ作品だと思った。原作も長編らしいので当然といえば当然ですよね。突発的に観て楽しめるものではないかな。ずっと観てるファンがちょっと羨ましくなった。(余談ですが「宇宙での闘い」って世界観は相当好物)
・今回がシリーズのラストとなるそうだけど、これでいいのか疑問に思ってしまった…中途半端な感じがしてしまった。
・原作があるものは基本的に、先に作品化されたものを観て、答え合わせとして原作に触れたいと思ってるんだけど、銀英伝は読みたすぎるなと思った。アニメ観ようかな。
・舞台って高くてそうそう何回も行けないけど、生で観ると迫力が違う。将来うっかり舞台の部署に行けたらいいな、と改めて思いました。