Sing a song for today

明日を憂う前に、今日を生きる。今日を唄う。

【♪】2014.3.8 ザ・チャレンジ「春のチャレンジ祭り2014 〜ワンマン」@新宿LOFT

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今更感満載だけど気持ちの記録。詳しいレポは他の方にお任せして、思ったり考えたり感じたりしたことのメモです。  

▽雰囲気と視点
今年初のザチャレ。少し遅れて入っていったのだけど、ステージが見えないほどお客さんで埋め尽くされていて、売れてるバンド感を漂わせていたのが印象的。
後ろのほうでモニターを観ながら音に身を任せてみれば、周りの関係者らしき方々の声が耳に入って面白かった。フロアで盛り上がるのとはまた違う楽しみ方。このバンドを“真ん中”で観ることはとうに諦めていて、かと言って関係者にはなり得ない訳で、自分でも可笑しな立ち位置から見つめているなと毎回思う。

▽既存曲の感想(パフォーマンス含む)
・Ustしてるのに「お誕生日だから」とミスチル桜井さんの真似とかしちゃうからヒヤヒヤしたよね…笑。勿論おちょくりとかじゃなく、リスペクトと愛を感じたけど!
・初めてのお客さんも多かったのか、【プレイボーイ】の掛け合いもウケていて何より。笑
・【サマーライダー】【お願いミュージック】はキラーチューンだなと改めて。
・【ツイッター】は賞味期限が切れる前に音源出してほしいと思ったり思わなかったり。
・【恋をしようよ】で締めてくるの、若干あざとくて愛しかった。笑

▽新曲群
・【メジャーデビュー】、内容的に絶対できなさそうな歌詞でデビューを願うのが、ロック。笑
・【マイガール】がとても良かった。純粋にときめける曲。評判も良かったみたい。安心して聴いていられたのは、オマージュだとあまり感じなかったから。
・新曲じゃないけど、アンコールで物販チャレンジさんが歌い出したの最高に笑った。間をもたせる行為が1つのコーナーとして成り立ってしまう、TC(Team Challenge)のチームワークたるや。。

▽オマージュについてあれこれ
自分が分からなければオマージュとしてカウントできず「あたらしい」ものに聞こえるのだから別に構わない。元ネタ古くて分からないもの多々ありだし…笑。知っている人には面白く、知らない人には新しく感じられるのがオマージュの良いところ。ただそれが模倣(パクり)と紙一重になってしまうのが怖いところだけど、そこはいつまでも敬意を込めたオマージュであってほしいし、長く続けていくならそれを脱してほしいとも思う。個々人がソロや別のバンドでも活動している方々だから、このバンドに関してはそのスタンスでも良いのかもしれないけどね。完全なオリジナルなんて厳密には存在し得ない訳だし。
ザチャレに限らず「引用」が多いバンドは、ピースのひとつひとつではなく、切り貼りの軸に自分たちの色を滲ませてくる。それが独自のスタンスである限りは支持され得るのだろうと思いつつ、その先を願ってしまうのは、好きだから故の我儘かもしれないなぁ、なんて。

▽最後に
・「これはエンタメだな」という言葉が、好意的な声色で聞こえ続けることを願った。鼻先ではなく心からの笑顔と共に。
・昨年6回観たおかげで感じ始めていたマンネリ感が、新曲群のおかげで払拭されて嬉しかった。音源発売たのしみにしてます!