Sing a song for today

明日を憂う前に、今日を生きる。今日を唄う。

Today may become the day

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踏み荒らされた積雪の地を見て、未開の彼女は素直に言う。
「足跡が沢山。羨ましい!」

眩しい白にあてられた気持ちで背筋が伸びる。
遅すぎる雪解けはもうすぐ。

紡ぐ言葉が嘘になる前に、現実との擦り合わせ。
誰に課された義務でもないのに、残しておきたいと願う。

歌を忘れたカナリアは、忘れた振りをしてるだけ。

一瞬一瞬を大切に出来なくなってきたなと省みる。
目指すは余裕があるひと、そしてそういう包容力のあるひとが好き。
やりたくてやれるならやれば良いし、行きたくて行けるなら行けば良い。それだけ。

いつしか仕事を奪われて、「居なくても良い」ままになる恐怖。
零れ落ちていく。何もかも。
善意を恐れるほど愚かなこともない。

他人がどうなんて関係なく、誰かが見ていてくれるから。
正しいと思うなら従う。
間違っていたらすぐ直す。

「良い顔になったね」と言われた。
「いっぱい泣くのが良いよ」って。
役に立ちたいと願う。
泣くのは容易い。だからこそ笑ってみせたい。

いつだって最後になり得る。そんなことくらい知ってる。
キメてみせるのがカッコイイ大人、少しでもそう思うのなら。
"Today is the day" …とまで言えなくても、Today may become the day.
いまはただ、そんな気持ちで。

今日もまたちいさく歌を唄う。
忘れないように。忘れられないように。