Sing a song for today

明日を憂う前に、今日を生きる。今日を唄う。

📖中村航『デビクロくんの恋と魔法』:闇を転じて光と為す


※単行本の感想ですが、公式情報の範囲内にて映画のネタバレも含みます。※


クリスマスを大切な人と過ごしたくなった。優しさはいつも温かい。

単語のチョイスが絶妙で、泣けるのに笑っちゃう感じ、切なくて好きだったな。“おしるこキャンディ”ってなかなかじわじわくる。
「名は体を表す」とはよく言ったもので、名前の半分が自分の好きなもの、っていう状況がもう運命的だよね。キャンディーの方もまた、光にとっての杏奈の存在意義を示唆するようで。

おまじないの威力にも笑った。運命の人が杏奈だって当てちゃってるの。

ありがちな展開だけど、あのエンドで良かった。杏奈には報われてほしかったから。

合間に挟まれるデビクロ通信。私にはあまり引っかからなかったけど、闇から生まれたものが誰かの光になるのは素敵だなと思ったし、それが創作意欲に繋がるって知ってるから、知らずに続けていくデビクロくんに切なくなったりもした。でもそれがデビクロくんの“魔法”の部分なんだろうなと。“災いを転じて福と為す”ならぬ、“闇を転じて光と為す”みたいな。

ちらっと仙台が出て来て嬉しかったなー。

最初こそ少し読みづらかったところ、読み進めるうちに慣れてきて、最後のシーンは何度も読み返した。他の作品も読んでみようかな。


【映画】
現状は未見なのですが。
主人公・光くんのキャラが相葉ちゃんとかなり重なる。当て書きと言われても納得できる。人物設定も然り、デビクロくんが12月24日に生まれてることも相葉ちゃんとの共通点で。

“この人の優しさや、無邪気さや、純粋なところを、彼の持つ弱さや闇も含めて好き”
……杏奈がファンの気持ちを代弁してるよ。

映画版の、光くんと北山さんが大学の同級生っていう設定、どう響いてくるか気になる。たしかに2時間では接点なかなか持てないもんなぁ。
あと人物相関図に圭亮くんが見当たらなかったけど、杏奈の心を揺らがせるためにも是非居てほしかった。。

「デビクロつうしんだい1ごう」だいぶ改変されてるのかな?「ボクのヨメ」っていうのが良いんだよー「ゆびわひきかえけん」とかいうおませちゃんな感じも良いのにっ。


ロケ地に関しては取り急ぎ、神戸イルミナージュ行くのが楽しみ!
セントレアは先日行ったけど、あんまりロケ地だと思って観てこなかったから、ちょっと惜しいことしたなと。観てからまた行ってみたいな。(この件に関しては、公式ブログでラストシーンの盛大なネタバレしてたのが腹立った!笑)


★3