踏み荒らされた積雪の地を見て、未開の彼女は素直に言う。「足跡が沢山。羨ましい!」眩しい白にあてられた気持ちで背筋が伸びる。遅すぎる雪解けはもうすぐ。 紡ぐ言葉が嘘になる前に、現実との擦り合わせ。 誰に課された義務でもないのに、残しておきたい…
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