Sing a song for today

明日を憂う前に、今日を生きる。今日を唄う。

【♪】2015.2.4 Base Ball Bear「LIVE IN LIVE vol.1〜HELLO, NOSTALGIA編〜」@渋谷CLUB QUATTRO

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▲インディーズ時代チックなチラシ made by ほりくん(笑)

クアトロ大好き!!!勝手にホーム感!!!
真ん中らへんに居たけど、近くてメンバーもよく見えた。800キャパだし、ぎゅうぎゅうだったなー。
セトリ覚えるの必死だったけど(笑)意外と覚えられてた。初めて聴く曲ばっかりだった気がする!楽しかった♡

【セトリ】
★本編
極彩色イマジネイション / つよがり少女 / YUME is VISION
--MC--
空飛願望 / 向日葵の12月 / 君のスピード感 / 東京ピラミッド
--MC--
微熱ボーイ / TRAGIC HEROINE / Aimai Memories / April Mirage
--MC--
ラビリンスへのタイミング / 彼氏彼女の関係 / ダンス湯浅将平〜SAYONARA-NOSTALGIA / 夕方ジェネレーション
★en.
SUNSET-KI・RE・I / HIGH COLOR TIMES
★en.2
CRAZY FOR YOUの季節

【雑感】
★セトリ
“俺は思い出主義者” (Aimai Memories)からの “気がつけばいつの間にか薄れてくノスタルジア(April Mirage)で、何となくだけど、ぐっときた。
・本編ではシャウトする曲(向日葵の12月とか)もトーン抑えめに歌ってて、若さ(よく言われてた所謂ナンバガっぽさ)を出さないようにしてるのかと思ったけど、アンコールではサンセットもハイカラもシャウトしてて。「あの頃」は無かったことにはなってないんだなって安心した。いつまでも夕方はキレイで、色鮮やかに残ってるのかなって。
・「インディーズの曲ほとんど演りましたよ」って言われたけど『サテライト・タウンにて』も『少女と鵺』も聴きたかったな〜笑。次回?に期待!!
・Wアンコ、つまり最後をCFYの季節で締めるの、粋だった。ちゃんと今に帰ってきた感じがした。MCのバックトゥザフューチャーの話じゃないけど。笑
「新曲を作ってる期間にインディーズ時代の曲ばかりのライブを演るなんて」って本人たちも笑ってたけど、いま演ることで曲を復活させる感じ、賢いなって思った。1回やったら次からも使えるだろうし。。
・若い頃の曲を演るのは「コスプレみたい」っていう感覚、じわじわくる。その時代のキャラみたいなのってあるもんね。。

★メンバー
・夕方で「ギター俺っ!」って演り始めた時のこいちゃんのドヤ顔、今日イチの胸キュンポイントだった。笑
・「当時、閃光ライオットに出てたら優勝してた」っていう発言、凄く良かったw ロキノン界を飛び越えた評価がもうちょっとあっても良いのにって思うけど、アプローチとタイミングの問題なのかな。
・ダンス湯浅将平セクシーすぎわろた。なんか…艶かしかったw
・関根嬢も色気が増してた。低い姿勢でベース弾いてるとき、紫のオーラが出てた。ニコニコ笑ってたの天使みたいだったな〜(´ω`)
・ドラム叩いてるほりくんの笑顔が最高だった。あとMCで、インディーズ時代を再現して「チラシが入ってます」って告知の告知するの超笑ったw コーラスもっと聴きたかったなー!

★他
・「LIVE IN LIVE」次回のテーマにも超期待。個人的にはMCで上がった「アルバム再現」とか超つまんないからやめてほしい。笑。せっかくコラボやら楽曲提供やらしてるんだから、ゲスト呼びまくって「feat.〜〜」しばりのライブとか観たいな。お金かかりそうだけどw
・6/13(土)「日比谷ノンフィクションⅣ」も楽しみすぎる!

未来とすれ違う今日

※ちょっといま苦しいです、というお話。暗め。。









東京の大学生だった頃は好奇心旺盛で、なんでもとにかくやってみたいと思ってた。失敗してもネタにできたし、むしろそれを楽しんでた。生きてきた中で手にした最大級の自由。お金や時間の面で諦めることもあったけど、今じゃなくても未来にはきっと何でもできる、そう信じて疑わなかった。

今はそんな余裕もなくて、ただ日々に追いつかれないよう必死で息をしてるだけ。たまに学生時代の友人に会って話せると、自分を取り戻した気になる。それも家に帰ればまた失ってしまう。
自分のままで生きようとすると噛み合わなさを感じるから、自分のことをあまり話したくないと思うようになった。そのうち、自分のことを話すのが苦手になってきた。うまく説明できないもどかしさを日に何度も感じる。
空っぽになってしまった感覚。否定されることに怯えてる。それは自分に自信がないから。

あまり親しくない人や初対面の人と話すとき、昔は話題に困ったら自分のことをネタにしてでも盛り上げようと思っていた。それがいつしか自分に自信を失くしていくおかげで、その手は使えなくなって、相手から引き出すことに注力するようになった。話が聞けて面白い反面、話すのが苦手な相手だと、結局自分が話すことになる。女性ならともかく、男性相手だと自分の情報はなるべく出さないようにしたいと思ってしまい、相当気疲れする。
居ない人をネタにする、そんな世界で自分に言及されたくないのもある。されるのは仕方ないにしても、できるだけ弱みを握られたくない。こうして文字にすると、自分のちっぽけなプライドに笑わされる。気を許せたらいっぱい喋りたいんだけどね。

学生時代のように、いろんな人や世界の話を聞きたいという貪欲な気持ちも薄れてきていることに気づいた。だから最近また、質問して話してもらうようにしてる。自分を取り戻そうとしながら、時に自己防衛だなと心で苦笑して。どちらにせよ答えを求められるのが好きじゃないのは、正解じゃないものを言って否定されるのが怖いから。


最近、休み前は「早く次の出勤しなきゃ」って焦るし、休み中は「このままずっと休みだったら…」って思うし、出勤前日の夜は翌日に対して不安で仕方なくなる。寝たら次の日がきちゃうから眠れなくなる。でも朝起きたら、早く寝なかったことに後悔するの。やられてるね。

夢のひとつだった、イベントに関わる機会は増えたけど、自分で企画してる訳じゃない。たまたま自分の近くで、誰かが企画してくれただけ。

それでも、そんな偶然に巡り会える場所を、離れたくないと思う自分が居る。
いつかこの場所で。もっと大きな何処かで。そんな風に期待してやまない自分が居る。

先を見ていられるから心を保てる。その前に積み重なるのは今だということも分かってる。
ただしこれが本当に、思い描く未来に辿り着くための「正しい」今なのかが分からなくなってきてる。それはきっとゴール自体がブレているから。
フェスみたいなことがやりたい。好きなこと・ひとばかり集めたお祭り。先駆者が居るから一捻りしなくちゃいけないけど。自分の企画で人が集まって、喜んでくれるのが好き。そこはずっと変わらない。

“やれないの? やんないの?”
って問う曲のタイトルはシンプルに『Yes? No?』。

磨かれるつもりで磨り減らされていく感覚。言葉にすれば容易くコントロールできる感情。頑張ると言えば頑張れるし、ダメだと思えばダメになる。
自分を信頼してやらなくちゃな、とは思う。

信頼どころか信用も難しい中で、どう生きていくか、ある程度のところで割り切らないとリアルに死んでしまいそう。
家族も居る中で死んではいられない。

強くなれる、ならざるを得ない理由があって、哀しくも嬉しくも思いながら、今日も精一杯やるだけ。すこしでも多く笑ってたい。

【♪】2014.10.31 Base Ball Bear「Tour “二十九歳”」@ Zepp Nagoya


※ツアー中につきネタバレ注意!※

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はじめての Zepp Nagoya!最寄駅は「ささしまライブ」駅。駅名にライブって入れちゃう寄せっぷり!

史織嬢寄りのほぼセンターで見てたから、何度か史織嬢&小出さんと目が合った気分になった。笑
名古屋でもお目にかかれて幸いにございます。

★本編
①何才 / アンビバレントダンサー / PERFECT BLUE
--MC--
②そんなに好きじゃなかった / Stand by Me / Ghost Town / 抱きしめたい
--MC--
スクランブル / 方舟 / THE END
--MC--
④changes / CRAZY FOR YOUの季節 / UNDER THE STAR LIGHT / 光蘚 / 魔王

★en.
海になりたい part.2 / カナリア

★感想(セトリ)
・①『何才』『アンビバレントダンサー』の後、アルバムではこれからの希望を歌う『ファンファーレがきこえる』がきていたところ、ライブでは翔び立つ少女がモチーフの『PERFECT BLUE』が歌われる。この曲には昔の曲を殺す覚悟を感じてしまう。「アンビバレント」の後に「パーフェクト」が来るの、よくよく考えれば鳥肌。『完璧な青』とは青春のことかと思っているのだけど、哀しみも爽やかさも表せる色ということを鑑みれば、パーフェクトにアンビバレントなカラー。
・②real fictionとfictional realityが行き交うターン。現実らしい虚構と、虚構に見せた現実感。『The Cut』でバッサリやられない分、妄想が膨らむ。笑
・③交差点と海の上、2曲分たっぷり漂ったら、そんな気持ちにも終止符を打って。
“僕の人生は つづくつづく”
と現実を受けとめた『THE END』からの、
“さぁ、変わってく さよなら 旧い自分”
という『changes』の流れ、、!
・④ここで “変わった” 僕は、海みたいに笑う彼女を連れて、星の光の下を駆け抜けていく。辿り着いた “心の中” で、光蘚のような気持ちを認め、魔王と対峙する。
アルバムでは彼女を殺して「彼」を見据えたところ、ライブでは彼女を連れたまま対峙しようとしていくのが、閉じ込められたパッケージと生きた演奏の違いかもしれないなんて思った。
・他所とセトリはそんなに変わらないみたいだけど、名古屋のアンコールに『海になりたい part.2』を選んでくれたのが本当に嬉しかった。大切にしたい曲だから。
“T・H・E to the E・N・D 意識したあなたは
幸せな歌、唄えない ならば僕が唄ってあげる”

★感想(曲)
・『アンビバレントダンサー』が好きすぎて。歌い方も奏で方も色気がある。
“嘘だけどTruth 本当だけどFalsehood”
“嫌いだけどMiss you 好きだけどHate you”
・『光蘚』のときのミラーボール+レーザーが強調される演出、すこし笑った後、泣きそうになった。
・のほほんと終わった感じになったけど、最後の『カナリア』の将平さんギターパート、やっぱりエンディングテーマ感あったなぁ。
【二十九歳】インタビュー今更読んだんだけど、エンドロールって解釈、合ってた!流石に「かなりリアル」の略で「カナリア」は気づかなかったけど…!
・『スクランブル』のシティポップ感にときめきが止まらなかった。
・『UNDER〜』音に飲み込まれて気持ち良いって素直に思った。奏でる方も聴く方も頭振りまくって。史織嬢ベース上手くなったなって思った。

★感想(MC)
・長めのMCを次の曲に繋げるくだりが秀逸。小出さんのトークスキル。
「今日はハロウィンだから…皆さんBase Ball Bearファンのコスプレしてるんですよね? 似合ってますよ」「僕らもBase Ball Bearのコスプレしてまして…堀之内なんかすっかりなりきってますけど」笑
・街にゾンビのコスプレが多い→そのうちの1人にインタビューしてみた→「いままで付き合ったのは100人以上」「何故別れたの?」「そんなに好きじゃなかった」!!!MCからrealとfictionを操ってた。。
・文字で残したらいろいろまずいことも口走ってた(ように見せて計算で喋ってた?)MC、学生向けのSOLじゃ勿体無いので独自のUst配信でもして存分に語ってほしい。笑。あんなにインスタを楽しんでたのにすっかり批判的になって。。笑
・「ラブアンドポップが一番苦しかった」「『changes』が大嫌いだった」と言うくだり、聴いていてこちらも苦しくなった。と同時に、私がそのアルバムを一番好きなのも何となく納得できたり。。モヤモヤを詰め込んだガチャガチャ感が好きなのかも。

★感想(他)
・史織嬢が終始可愛くて、アラサーの人妻とは思えなくて笑、釘付けでした。アンコールで髪結んで出てきたときには人目もはばからず黄色い歓声をあげそうになりました。笑
・ダンス湯浅将平は無かったけど、気持ち良さそうにギターソロ弾いてたのが素敵でした。喋らなかったけど。
・堀くんも楽しそうにドラム叩いてて、見てるだけで笑顔になれちゃう人柄の素敵さを再認識。ハモりも上手だったなー。
・アンコール後に『CITY』がかかってたのが何より泣けた。笑。翌日ザチャレのリキッドワンマンだしね!行きたかった!ヽ(;▽;)ノ
・本当は分かってる、「普通」を歌ってるままでは今までと変わらなくて、“あの丘” に行きたいならもっと変わらなくちゃいけないってこと。でも、この辺りの感覚が好きで、自分自身抜けきれないから、ずっと彼らを追ってしまう。
“変われない僕を連れて このままで”
なんて歌ってる以上、彼らもしばらくはこのテイストから逸脱できなさそう。それがどう転ぶか分からないけど、BUMPだってずっと同じことを手を替え品を替え歌ってる訳で、その方向性でいくならとことん突き詰めてほしいなぁ、とか。ブレるくらいなら覚悟を決めて突っ走ってほしい。まだまだついていきたいから。

二十九歳(初回限定盤)(DVD付)

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【♪】嵐 13th Album【THE DIGITALIAN】:Knock it 軒並み Knock you out


「デジタルとヒューマンの融合」をテーマとしたタイトル。ちょっとよくわからな…いや、何でもないです。うん。
ベジタリアンからの「デジタル主義者」は分かったけど、エイリアンからの「デジタル人間」までは気づかなかった。

翔さんいわく「15周年」に「オリジナル」の「ニュー」アルバムを届ける、それが嵐のスタンスの全てだと。超かっこいい。
ベストアルバムを出しても良いところで「立ち止まり、振り返ることだけでは何も生まれません」なんて言えてしまう。
その一方で、リーダー振付曲や翔さん全編作詞曲がちゃんとあるのも素敵。
甘んじないで攻めていく嵐で居てくれて嬉しい。
ブックレットでは頑なにこちらを見てくれないけど。笑


01. Zero-G
"Nothing's gonna change my world"
このフレーズがポジティブな意味合いで出てくるあたり、今の嵐のスタンスがよく分かる。
15周年という節目に出すアルバムの1曲目に「ゼロ」を冠してくるあたりも。
“Knock it 軒並み Knock you out”
“Rock it ときめき Rock your world”
この辺りの言葉遊びが好き。

打ち込み曲ばかりで好きになれず、ほとんど聴かずに仕舞ってしまった数年前のアルバムを思い出す。私の音楽の好みも少し変わったし、他の誰かじゃなく、嵐が歌う意味のある曲だと思えるから受け入れられるのかもしれない。この曲で幕を開けるアルバム、ワクワクしかない。

02. Wonderful
jazzyな感じが堪らなく好き!
PE'Zか!ソイピンか!スカパラか!リトルファッツか!みたいな(めちゃくちゃ)
こんなテイストの曲も背伸びじゃなく等身大で歌えるようになったんですね…いや、もう三十路なのは分かってるけど。笑

03. Tell me why
最近のアルバムに1曲は入ってる、打ち込み失恋ソング。好きな層がある程度居るのかな。
サビへの盛り上がり方、からのサビがパッとしなくて肩すかしくらう。。

何も考えないで踊りたくなる。サカナクションセカオワすれすれの感じ。笑
「デジタリアン」って語感のファーストイメージはこんな感じだったな。
翔さんソロ曲『Fly on Friday』もなんとなく想起させる。(イメージとしての)ボカロ要素もあるかも。こういうのカップリングとかアルバムで聴きたいな〜ヤスタカ兄さんとのコラボとか今後ないかな。
"I'm in galaxy It's not fantasy"
このフレーズが何となくお気に入り。

05. Imaging Crazy (vo. Satoshi Ohno)
リーダーのソロ曲。アルバム初収録の『Rain』からブレない方向性。打ち込みで、どことなく危ない世界観。今回もまたストーカーっぽい。。
コーラスワークが全部リーダーなの胸熱。嵐の歌声の肝となってる人だなと改めて。
低音が翔さんの声とちょっと似ててびっくりした。翔さんが寄ったのかな?

06. GUTS! ★43rd Single
MVが可愛すぎて何度でもリピートできちゃう曲。
これはシングル単位で感想書いてます。
『Imaging Crazy』からの流れだと、「嵐っていろんな曲歌えるんだな…」ってしみじみ思える。

07. Disco Star (vo. Masaki Aiba)
「相葉ちゃん意味わかって歌ってる?」って思うフレーズが何ヶ所かある。またキー合ってないし。笑。低音でじっくり歌うのも聴きたいよー。
聴いてるうちに氣志團を思い出した。ウケ狙いの選曲としか思えない。笑
前回のソロ曲『夜空への手紙』で等身大の相葉雅紀を出してきたなと思ったら、またスーパーアイドル相葉ちゃんに戻ってて、このひとのそういうところが本当に好き。一番素っぽく見えてアイドルらしいひと。

08. 誰も知らない ★44th Single
タイトルで損してる気がする!普通に良い曲。死神くんの世界観で「一生」を歌う。
大野さん主演ドラマの主題歌に多いのは『Truth』然り『Monster』然り、壮大なオケが印象的な曲。人間じゃなかったり殺人犯だったり、現実離れしてる役のせいかな? そしてそういう曲は得てしてファン以外にもウケている印象。
“運命という言葉じゃ語れないストーリーを導く 永遠の彼方へ”

09. TRAP
キスマイにぜひ歌ってみてほしい。
『RIGHT BACK TO YOU』で翔さんが書いてたラップ詞を思い出した。
“明くる晩もまだまだ包囲内
だからって隙あらば逃げる事を理解”
いまやもうトラップの中。よくよく読むと怖いけど、自信に満ち溢れてる感じが格好良くも思える歌詞。

10. STAY GOLD (vo. Jun Matsumoto)
潤くんは今はこういう曲が好きなのかな。笑。そのときの好みがソロ曲に如実に出る人だなと思ってる。毎年いろんな曲で魅せてくれる。
歌声が年々甘くなる。
“最高のSTAGEを贈るよ”
なんて、有難きコンサート演出担当のお言葉(行けないけど)。
サビがポップで何度でも聴きたくなる。
どことなく真面目な言葉のチョイスは潤くん作詞のとこかな。いつか全編作詞曲も聴いてみたい。

11. Bittersweet ★42nd Single
失ショコの世界観にぴったりの素敵な曲。
潤くん主演ドラマの主題歌といえば、花男の主題歌三部作に代表されるラブソング。「少女漫画の主人公」という点ではある意味(大野さんと同じく笑)現実離れした役なんだけど、だからこそベタなラブソングがハマってきたりする。
そんな中でこの曲のテイストがちょっと違うのは、作中でサエコさんがただのヒロインではなく、ソウタの憧れの存在だったこと。
“君にもしも出逢わなければ まるで違う世界が見えていたんだ
確かなことがあれば 君がいるから ここに僕はいるよ”
この曲で歌われる「恋」は圧倒的な片想い。キスマイ『キミとのキセキ』同様、歌詞をアイドルに向けての気持ちとも重ねられる。
“叶わないけど愛おしい 僕を強くさせる”
すべてが詰まったワンフレーズ。

12. メリークリスマス (vo. Kazunari Ninomiya)
ある意味ファンタジー要素の強い、現実感がありそうで無い曲の連続。
ザ・アイドル曲をアイドル本人が作詞作曲してくる最高感…!AKBが歌ってもいいくらいだよこれ。。
最後のサビが最高にロマンチック。
雪の中のサンタクロースをケーキの上の苺に例える彼女とか可愛すぎるし、それが実際にのちゃんっていう意味の分からなさ。。そういえば珍しく女性目線じゃないのね。
デジタリアンってアルバムにバンド曲ぶっこんできて、モチーフもケーキを売るサンタのバイトだなんて、ちょっと、可愛すぎて怖いね!
すっかり小川貴史さんと組むのが定番になってきましたね。

13. キミの夢を見ていた
もう一対一のラブソングって歌わないんだろうな。というか、歌ったとしても、「5人」対「大勢」の曲になっちゃうんだろうな。
合唱曲みたいに綺麗に整えられてる。デジタル感も消えた。笑
2番が本当に嵐らしい歌詞。
“変わらないから ありのままを贈りたいよ”
“時代はどこまで 僕らを追いかけてくるだろう?
風を背に受けよう”
時代に追いつこう、トップになろうとしてたひとたちが歌うのがぐっとくる。
コンサートで聴いたら泣くなぁ。
“この素晴らしい世界でほら 君のことを見つけた”
嵐に対してそう思ってる人がたくさん居るんだろうな。

14. One Step
同じような曲が続いちゃった感。言いたいこと、歌いたいことがこの辺りなんだろうね。
翔さんはどうして口笛を吹いたのでしょうか。笑
それにしても、いつまでも綺麗な言葉を歌えるひとたちだなぁ。三十路でこの歌詞が嘘っぽくならないのが凄い。アイドルっていう職業の業の深さ。。

15. Hey Yeah! (vo. Sho Sakurai)
いまや嵐がシングルで出しそうな「ワールド感」溢れる曲を、あの尖ってた翔さんがソロでやるっていう時代の流れ方。あれだけ言葉ひとつひとつにこだわるひとがあえてつけるタイトル「Hey Yeah!」の重み。
このひとはいつも「自分が担う役割」を意識してるんだろうなぁ、なんて思わされる。アルバムのタイトル命名も然り、翔さんが嵐の発信地、言葉の代表なんだなとつくづく思わされる。
“この世界は Beautiful” だなんて、アルバム【Beautiful World】命名者の翔さんに歌われちゃったら信じるしかないよね。作詞はAKIRAさんだけど。
ラップ詞の寄り添い具合が半端なくて、もう一生ついていきます!って気持ちになった。
“your lifeと俺だって同じさキョーダイ”
くらいは言ってくれてたけど、
“いつでもそばにいるから大丈夫”
とまで言ってくれるとは。
まあ流石に、宇宙すら包み込む愛情” だけは笑ったけど。でかい男だね翔さん!笑

16. Hope in the darkness
W杯主題歌みたいな曲。最近アルバムに1曲は入るようになってきたな。。
何度も言われると本当にそう思いたくなるから不思議。この想いこそが暗闇の中の希望。
“素晴らしき明日へ”

17. Take Off !!!!!
タイトルの「!」が5個あるだけで泣ける。通常盤にしか入れないあたりあざといけど、それは大人の戦略だもんね。。
サビがアニメのOP並みにポップ。
晴れて我々はARASHIANSになった訳ですね。笑
最後、5つを6にしてくれて、ありがとう。
あれが「my fellow Americans」からきてるのであれば、「わが同胞の嵐の皆さん」って我々まで嵐に数えてくれてる訳ですよね。
嵐は私たちを理想郷に連れてってくれる飛行機で、Past and futureの滑走路を走ってて、乗りこめば、つまり共に行けば、空にだって触れられるんだよね。
ずっと戦ってきた嵐が、トップになろうとしてきた嵐が、“逆境を脱走” と歌えてしまう現実に泣けてくる。それでも尚、ちょっと攻めた歌い方してるのがまた。
“舞うからまだまだ”
なかなか芽が出なかったのに今やトップとってる自分たちを “秘蔵っ子” とか言えるの良いよね。
翔さんのメッセージ、絶対コンサートで盛り上がるやつ。
"This is our message. You know?
Everybody, what's our name? Ready? 3, 2, 1, come on!"


総括:やっぱり嵐が好き\(^o^)/!!笑
前作【LOVE】を越えてはこなかったけど、一時期の残念さと比べればケタ違いに素敵で、何度も聴きたくなる。
攻め続ける嵐にまだまだついていこうと思えました。

悩んだり怒ったり泣いちゃったりしながら

お腹が痛すぎて起き上がれず、はじめて会社を休んだ。病院に行くにも真っ直ぐに歩けず断念、水を飲むためにベッドと台所をよろよろと往復する様は我ながら惨めだった。

食欲も失ったのには笑った。夏バテしたって熱を出したって、ご飯を食べられなくなったりしないのに。

翌日お腹をさすりながら病院へ。診断は流行りの胃腸風邪。先生や看護師さんの穏やかな話し方に驚き、自分や周りが普段どれだけ声(と気)を張っているのだろうと思うと頭がクラクラした。
生まれてはじめての点滴はビビった割に全く痛くなくて、チューブの繋がる左手を「冷えるといけないからね」と布団の中に入れてもらった。故郷の母を思い出した。
自分のためにぽとりぽとりと落ちてくる雫を見つめながら、「優しくされたがってるんだなぁ」なんて思った。

◇◇

数日ぶりの出勤、突然休んでしまったのに、皆さんに温かく接していただいた。
「3ヶ月以内にみんな体調崩すものなんだよ、頑張ってる証拠だからさ」と言っていただいたときには不覚にも涙が出そうになった。まだまだ出来ないことばかりで、居るだけ手間をかけている自覚はおおいにあって。気を遣っていただいて申し訳なく、それ以上に、有難く思う。

◇◇

「新入社員の育ち方=先輩方の育て方」として評価されることは想像に難くないし、支社全体の評価に繋がることだって分かってる。だからこそ早く成長しなければと焦り、苛立つ。1出来るようになれば出来ないことが5も10も見えてきて。
 
そんな日々の悪役は結局自分に帰結するし、それはつまり「もっと良くなれる」という自分への期待の表れでもある。自分を憎んでいるように見えて、誰よりも信じている。

◇◇

いまいち上手くやれない日々。そこそこやれてた頃はこんなに人の目を気にしてなかったし、失敗することを恐れてもなかった。良くも悪くも遠慮なく。「出来る子」に甘んじていられた頃、根拠のない自信に満ちていた。

嫌われたくない。それが第一にきてしまうことを恥じ、悔やむ。

毎日失敗ばかりしてる気がしてたけど、できたときに褒められてないだけ。そしてそれって当たり前のこと。成長するにつれて叱られなくなるだけで、褒められたときはよっぽど凄いときなのかも。そう思うと褒められるために頑張りたいとも思える。

◇◇

「もっとこうした方が良いよ」ってアドバイスや注意をしてもらえるうちが華。更生の余地があるということ。言う気も失せるほど呆れ果ててしまわれる前に、まずは言われたことを完璧にこなせるように。それに慣れたらプラスアルファで返せるように。

157cmのままでは背伸びしたって180cmにはなれない。167cmになって、ヒールを履いて背伸びもできるようになれば、見える世界が変わるのかも。
もう入口から何歩か進んでいるのだから、進む資格がない訳じゃない。ちょっと複雑な迷路で方向を見失ってるだけ。

そんな風に自分で自分を信じてやらないと、夢なんてきっといつまでも叶わない。叶えるから「夢」と呼べるのであって、志半ばでは「願望」に過ぎないのだから。

◇◇

「真面目にやりすぎない」ことが大切だと諭してくださる先輩は、「心が折れたらお終い」だとも仰っていた。

いっぱいいっぱいだった時期、持って生まれたものについて言及され、自分そのものを否定されたようでしばらく引きずっていた。そのことを母にメールすると「あんたの良いところはあんたが思ってる十倍はあるのよ」との返信。その夜、部屋でひとり泣いた。

折れたってくっつければ良い。そのためには自分にとっての接着剤を沢山知っておく。モノでもコトでもヒトでもいいから、バリエーション豊富に。ひとつしかない心、失くしてしまう訳にはいかないのだ。

“怒られるけれどへこまない
タタカレてもヘコまない
そんな歌すら口遊んで。

日々是更新。
すこしでも早く、笑って振り返れるように。